バスをフライで狙う、最初のタックル。

このブログはさ、バスをフライでどうやって釣るか、に迫れたらいいなって思ってる。
それはさ、自分がバスフライフィッシングにのめり込んでいった時に本当に情報が無くてマジで何度も詰んだから。


でもね、やろうかどうしようかって悩んでるならとりあえずやってみてほしい。
渓流の釣りもバスフライフィッシングも湖のフライフィッシングも決して秘密のベールに包まれた高尚な釣りなんかじゃないから。

釣りを難しくしてるのは魚じゃなくて、俺ら釣り人だから
簡単なことをいかに難しそうに語るか的な(笑)

とはいえ、やっぱさ、みんなコスパもタイパも重視するよね。無駄は嫌だよね。だからまず結論。
初心者用のタックルのおすすめを挙げるよ。


これはやっぱり知りたいよね。あ、ただこれには前提がやっぱりあるから最後まで読んでってね。

  • ロッドは5番で9ft前後の長さのもの。
  • ラインは5番か6番でフローティングライン。形状はWF(ウェイトフォワード)。
  • リーダーは3X以上の太いやつ。
  • ティペットも細くて3X。正直これより細いのはおすすめしない。
  • フライはゾンカーかウーリーバッガー。フックサイズは8番。

ロッドは5番の9ftでよろしく

ん?バスは7番から8番ロッドで短いロッドじゃないの?バスバグテーパーは?ポッパーやバスバグは?って思ったそこのあなた。


わかる、わかるよ。だってどこ見てもテンプレ的に同じこと書いてるもんね。


けど、前にも言ったけど、前提によって結論は全く異なるものになるんだ。
いつものように少し語らせてくれ。独り言としてね。

エントリーする最初のタックルについて語ってる。この前提、忘れないでね。

まずロッド。これはさ、みんなフライやるときにさ、「キャストの感覚つかむには5番が良いから」とかショップ定員に言われて5番ロッド買ってるんじゃないかな?あれをぴっぱりだそう。


実際の釣りで使うことなくて眠ってるでしょ。多分ロッドの長さもいい感じで9ft前後のはずだしね。
何?売った?じゃあ、今日の話は終了しよう(笑)。
いやさ、5番って言ったけど、持ってるロッドなら何でもいいよ。
やりにくいはあってもできないわけじゃないから。とりあえず今ある道具でやってみようぜ。

バスフライフィッシングのフィーリングを掴むためにいきなり7番や8番のショートロッドを買うのは正直ナンセンス。


5番までのロッドしか振ったことがない人が高番手ロッドを振ると正直「何この重労働?」って感じるから。


でかいフライや重いフライを投げたくなったり、もう少し遠投する必要が出たり、でかいバスに伸されてバラしたりしてその必要性が出てきてから必要なものを買えばいい。


最初のエントリーにあたって注意点を一つ。それはね、

できるだけ9ft前後のロッドを使うこと。

なんでかっていうと、池の周りって基本バックキャストができない。できたとしてもすぐに後方のブッシュとかにフライを食われるし。
ロッドを選ぶ際に重要になるのが、

いかにロールキャストがやりやすいか、そしてバックキャストで高くラインを保持できるか

なのよ。
そうなると短いロッドって不利でしょ。

魚を釣るために、の前にちゃんとキャストできるために9ft前後のロッドって必須なのよね


ちなみになんで長いロッドがロールキャストしやすいかよくわからんって人もいるだろうから、どこかで簡単なバスのフライキャスティングの説明もしようと思ってるよ。とりあえず今はそうなの..かな?くらいに思ってて。

ラインはフローティングで

でこの「フォルスキャストがしにくい、あるいはできない」っていう釣り場の事情を考えると5番ロッドに6番ラインって選択もありになってくるわけ。

たくさんフライラインを出せないから、少しのラインでもロッドが曲がって投げやすいようにしたくなる。


そういう意味での6番ラインだし、WFラインってわけ。ちなみにシンキングラインではなくフローティングラインを押すのにも意味がある。


これは水中の様子を想像できる領域で釣りをする事の重要性なんだ。


フライにティペットを結ぶとき、みんな明るいところでやるよね。なんでって、位置関係とかを把握したいから。

真っ暗の中でフライを結ぼうとすると同じ事でも格段に難易度が上がる。


釣りもそう。最初からハードモードで釣りする必要はない。まずは目で見える範囲で、フライに何が起きてるのかを知りながら釣りした方がいい。

フライは良く見えるものから

そういうわけでさ、使うフライも少し工夫があった方がいい。


ゾンカーかウーリーバッガーの8番サイズがいいって言ったけど、白とかチャートリュースとかショッキングピンクとかよく見えるカラーにした方がいい


フライがどこを通ってるのかが分かると、意外とその周辺でギルや子バスが動いてるのがよくわかるから。それが釣りのヒントになってくからさ。


フライもあまり沈まない方がいい。フライを目視できるとテールが絡まってるとか、リーダーが変な事になってるとかにすぐ気づけるしね。


ってかフライにウェイト入れすぎるとキャストがしんどいよ。

あくまで見える範囲で釣りする事。これに尽きます。

フライのサイズについての話はまたどっかでするね。
少しだけ言っておくとバスが食べやすいサイズと気づきやすいサイズのバランス感かな?ま、どっかでまとめます。

ティペットとリーダー

最後にリーダーやティペットの話ね。太いリーダーにしたいのは単純にキャストを楽にしたいから。
ロールキャストであれ、普通のキャストであれ、しっかりターンオーバーさせるのが大事だから。


バスのプレゼンテーションはソフトにするんじゃなくてオーバーターン気味にたたきつけるようにした方がいいからね。でないとフライに気づいてくれないからね。

たださ、ティペット3X以上の太さってのはトラウトから来た人にはかなり抵抗があるんじゃないかな。3Xって結構太いしね。
調べたら1.5号だって。ルアーでワームやってる人から見ても正直太い。


けどね、さっきも言ったけど、

魚を釣る前に、快適に釣りをする事をまずは重視すべきだと思う

キャストの度に後方に引っ掛けてフライをロスしてたら、釣りどころじゃないじゃん。


割と強引にでもキャストできるっていうのも大事なことだと思うよ。ストラクチャーにタイトに投げることが怖くなくなるしね。
それにバスの歯って結構鋭い。悔しい思いをしないためにも太いティペットを勧めるよ。


ちなみに自分は、沈めるときは3X、ポッパーとかの浮かすときは0Xだけどティペットの太させいで釣れなかったって感じたことはそんなに多くはない。ってかほとんどないかな。


ティペット気にする前に、人間の立ち位置を気にした方がいいかなって思う。魚からティペットが見えにくいコースを引けば解決するからね。

最後に

とまぁ、つらつらと書いてきたけど、もう一つだけいいかな。


今日はバスフライフィッシングの一番最初の入門タックルって話だったんだけど、これ最初はみんな「陸っぱり」だろうなーって思って書いてんのよ。


普通、いきなりウェーディングとかボートとかフローターとかから始めないからね。これ、ボートやフローターになると勧めるタックルは変わるからね。ホント、前提って大事だなって思う。

後さ、フライの世界って「茶道」とか「華道」とか「柔道」とかそういう「道」ってつく世界の仕組みによく似てるのよ。


最初はとりあえず体験してみましょ、みたいなね。最初から全部は説明しませんよってね。体に覚え込んでいくと理解できるようになっていくみたなね。


だからキャスティングスクールみたいなとこ行くと初心者と中級者と上級者で行われるアドバイスが全然違ったりするのよ。


だってさ、フライロッド振ったことない人にリストがどうとかホールがどうとかってナンセンスでしょ。算数苦手な小学生に微積分教えるような感じよ。

だからさ、フライ始めたての人は「これから教わるアドバイスはどんどん変化する。」ってことを知っててほしいのよ。


でないと前に聞いた話と違うみたいなこととか、AさんとBさんで真逆の事言ってるみたいなことがたくさん起きて混乱するからね。言われてたアドバイスが変わってきたということは自分のキャストが上達したってことだから混乱せずに喜んでね。

以上、今日も独り言でした。

ってか、このブログ、ガチの独り言で終わりそうなんですけど、何か問題でも?(笑)

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