前回話さなかったイワイミノーについても偉そうに語ろうかな。ってか俺のイワイミノーの使い方は本家とはだいぶ違うけどね。
今日も独り言ー。
まずは王道、ポッパーです
フライでバスと言えばポッパー。
カラーは黒(カップ部分は黄色とかよく見える色)。
ちなみにウィードの多い場所だとグリーンが結構効く。もちろんピンクとか白もOK。
サイズは2番か4番。シビアなトコだったら6番かな。これよりサイズ下げるとせっかくのポップ音が弱くなるからね。
光り物もラバーレッグもお好みで好きなモノを使おう。無くても大丈夫。釣れる。
ラバーレッグがあった方がアクションが細かく(移動距離が少なく)なってくれる気がする。テイルはフックに絡まないようにしておくとストレスが減る。
ゴミゴミしてて暗いとこや密度の高いカバーで力を発揮する。ストラクチャーが水面まで伸びてれば最高だね。
ポイントのすぐ近くでストップを長めに取ろう。俺らが思うよりも、魚って水面に浮かぶものを気にするから。
アクションは緩急をしっかりつける。静と動のメリハリが大事。キャストの時はどこで止めて食わすかってイメージすると良い。
最近はパッパッパって3回くらい引いて、しばらく止める、を2回程やってまたキャスト。前はポコン、ポコン、ポコンって等間隔に引いてた。
どちらかと言えば前者の方が釣りのリズムも食いも良いように思う。ちなみにウィードガード必須。
アレンループと相性が良い。アレンループはストラクチャーに引っかかりにくく、バスをフッキングさせやすい。
小さいくせにポップ音が大きくて、アピール力が高い。
テンポ良く釣りが出来る。
必要な箇所だけ通したらすぐに次のポイントにキャストする。
ホント大好きやわ。
ちなみにアピール力、魚を寄せる能力、食わせの能力で言えば、アピール力、魚を寄せる能力値が相当高いと思う。
食わせの能力については普通かな。見えバスに有効なフライでは無く、ブラインドの釣りで頼りになる相棒。
ちなみに俺は、買ってます。昔は作ってたけどね。
バスバグもいいよね
次にバスバグ。
これでないと出ない魚がいるんじゃないかと思わせる何ががある。サイズは自由に作れるし、研究し放題。ポッパーと同じくテイルや光り物、ラバーレッグは完全にお好みで。
場所に応じて大中小を持っとくと良いかもね。
ポッパーのようにハッキリしたアクションも良いけれど、ヌルーっとした動きも結構イケる。ポッパーに比べるとよりスローな釣りに対応出来るイメージかな。
しかも作り方次第ではポッパーを超えるポップ音を作る事が出来る。
かさが大きくボリューム感が出るのがこのフライの強みだからね。水を押す力も結構あって、軽くて、割とオールマイティに使えるフライ。
アピール力、魚を寄せる能力、食わせの能力、全部が平均点以上なフライ。
せんどポッパーをやってダメだったのにバスバグに変えたらアッサリ釣れたなんて事もよく起こる。ポッパーのようなテンポの良さは無いけれど、頼りになるフライ。
個人的な不満としてはダイイングに時間がかかりすぎること。ロスすると結構凹む。ダイイングの時間を返せ的な。
イワイミノーはいかが?
続いて語らずにはいられないイワイミノー。カラーはピンク。ごめん。超偏見で語るから、へーくらいの冷めた目で読んで。
イワイミノーと言えばコールアップ。
水面直下に沈んだフライが浮き上がる事で強烈なアピール力、魚を寄せる能力を生む。
その細身のシルエットと軽さゆえの、食わせの能力値も抜群。ポッパーやバスバグと同じく水と空気の境界面を利用してるので魚を騙しやすい。
なフライなんだけど、弱点があってマッディウォーターには滅法弱い。ロッドを煽るとダイブするけど、その時、水を押してる感じはほぼ無い。
ポッパーやバスバグの波動や音によるアピールではなく、コールアップという、どちらかといえば動き(視覚)によるアピール方法なんだと思う。
でここからはマイオリジナルな使い方。
イワイミノーは本来、キャスト、ロッドをあおってフライを動かす(魚にフライを気づかせる)、フライを止める(フライラインを手繰ってタルミを取る)。って流れ。
でね、俺はキャストとフライを動かすを間髪入れずにやるようにしてる。それも意識して結構速い動きを作ってる。
これはストラクチャーを打つ時にとても有効で、いわゆるリアクションバイトを狙うのね。
叩きつけるようにキャストして、バスが、え!?ってなった瞬間にフライが高速で動く。バスの目線がフライに移ったトコでストップ。コールアップ。でバイトみたいなね。
ストラクチャーにタイトにキャストすると、高速で動かしてフライをダイブさせた瞬間にバイトする事も多い。
やる気のある魚を探すのにも使えるし、活性の低い時にも活躍する。ウィークポイントとしては釣りのリズムがかなり速い事。
キャスト回数も増えるから半日やると手首、結構来ますよ。
ポッパーやバスバグで水面を割らない時、これで何度も救われました。ほんの少し水面を潜らせるだけで、口を使うケースはかなり多いのね。
ちなみにイワイミノーが強いのはオープンウォーター。
水中にはそれなりにストラクチャーがあっても水面までは来てないみたいなトコ。いわゆる水面が明るい所ね。
こういうトコはポッパー、バスバグで引きずり出すの難しいんだけど、イワイミノーなら、みたいな期待感を持たせてくれる。
ブレイクに絡んだ沈みストラクチャーに風が当たると、連発する事も多い。
皆んな大好きマドラーミノー
続いてマドラーミノー。これは前回語ったよね。
これはバスからするとちょっとだけボリュームのあるオヤツ的存在で主食にはなり得ない。
けどディアヘアによるヘッドがキッチリ水を掴むからそれなりにアピール力、ボリューム感を演出出来る。
何やってもダメな見えバスにもよく効くフライ。8番サイズくらいかな?
絶対にバーブレスをお勧めする。
ギルにフライを呑まれると結構大変だから。フォーセップで掴んでフライを壊した日には、テンションダダ下がり間違いない。
万能フライに思われているが、アクションが短調なため、スレるのは結構早い。数投で食わせれなかったらフライを変えるべき。
使い方としては半沈みにしてスーと30cmくらい手繰るのを繰り返す感じ。スー、スーという動きになる。
やはりこれもダイイングが面倒なのが弱点だ。そしてウィードガードがつけれないフックサイズなのが残念。
アトラクターフライと言えば
次にウーリーバッガー。
ニジマスなら黒が強いが、釣り人から見えないので却下(シンキングで引っ張るなら黒もgood)。
ピンク、白、チャートリューズがお勧め。サイズは8番以上。
4番くらいになるとそれなりに存在感が出てくるし、ウィードガードもつけれる。釣り人からもよく見える。
トップに反応しない日の救世主となる事もある。
けど、安定した釣果は望めない。というのもやはりアピール力の弱さ。バスのいるレンジまで合わせる釣りをしようとすると迷子になる事が多い。
あまり深く沈めようとせずに、ストラクチャーの近くにキャストして色んな引っ張り方を試すと良い。
子バスは小さなストロークで断続的に引っ張る方がフッキング率が上がる。
ある程度のサイズは30cmくらいのストロークを繰り返すといい。
ストラクチャーにぶつけながら引っ張ってくるのも良いが、パニックストリームといって水面直下を速いピッチで低いのも割と使えるテクニックの一つ。
バスが真下から突然出てくるのは結構エキサイティング。そしてダイイングは簡単。
ただ、引っ張り続けるとなると、疲れます。
ちなみにゆっくりフォールさせると簡単に、口を使ってくれる。見えバスの時に8番のウーリーバッガーは定番。そ、フォールに強いフライです。
オススメの沈めるフライ
最後にお勧めのマドラーゾンカー。8番フックでもまぁまぁなボリューム感に仕上がる。カラーは白をはじめとした良く見える色。
ウーリーバッガーよりもゾンカーの方がフライとしての存在感がある。ゾンカーテープもマイラーチューブもフライのマテリアルの中では強い部類。
マドラーミノーと同じヘッドにして、水押し効果まで得てしまおうというコンセプト。
ディアヘアを作るのが面倒なら、エッグヤーンでヘッドを作れば良い。
ウェイトを入れて、沈みやすくしておく。ゾンカーテープもディアヘアのヘッドも沈みにくいからね。
ウーリーバッガーは水中で回転しやすいけど、マドラーゾンカーの姿勢は崩れにくい。
フッキングにも良い効果がある。
完全にウーリーバッガーの上位互換的存在かな。食わせの能力値だけは負けるけど。フォールをメインにするならウーリーバッガーだけど、引っ張るなら俄然、マドラーゾンカー。
以上終わり。
ん?シュリンプとか、クラウザーミノーとかそういうのは?
底を這わすフライは?
って声が聞こえてきそうだけど、シュリンプもクラウザーミノーも大して経験が無いので、俺には語れんのですよ。
このブログでは自分が感じてきたこと、経験してきたことを語りたいし、それ以外には語る言葉を持ってないしさ。
沈める釣りに関してはまたどこかで話そうと思うけど、今日はこれで終了。
最後までありがとうございました。